週刊少年ジャンプで6年間の長期に渡って連載されていた「シャーマンキング」がついに最終回を迎えました。
連載開始当初は絵柄が苦手ということもあって全く読んでなかったのですが、シャーマンファイトというその名の通りシャーマン達のバトル大会が始まってから、トーナメントで主役と準主役が
いきなり同一グループに入っていたり、魅力的な新キャラがぞくぞく登場したりと先の読めない展開が心地よく、コミックスを買うまでになりました。
しかし、トーナメント自体のスケールが大きすぎること、敵のボスキャラが強すぎることなどこの話はどうなるんだと危惧はしていたのですが、まさかこのような形で終わるとは・・・。

この最終回と最終回までの数話で、相当このマンガは評価を落としたと思います。私も決しておすすめは出来ません。
しかし、車田正美にも通じるこの展開、一見の価値はあるかも知れません・・・。
このマンガご存知ですか?
韓国人が著者という珍しいマンガです。
何巻かは忘れましたが、バガボンドの著者が絵がうまいと
ほめていました。確かにうまいです。
内容はバトルもので、バトル好きな人はすぐに気に入るのでは。
最近はどうにも「気」とか「オーラ」などが出てきて、
ちょっと変な方向に向かっていますが、それでも面白いですよ。

9巻くらいに掲載されると思いますが、登場人物のひとりが
死んだけどむりやり蘇生させられ(要はゾンビ化)、
体がボッロボロになっても平気で戦闘するシーンはすさまじい。
弱い人にはトラウマ必至です。
久しぶりの激バカ本である。

「全裸で改札を通る」などアホらしいことをやりながら
現代の男性に「男とはこういうものだ」と説教をたれる。

トイレの読書に「ブッチュくん」を欠かさない私には
数年ぶりの満足いくバカを感じられた心地よい本である。